毎日暑い日が続きますが、皆さんも体調管理には充分気をつけ
この夏を乗り切っていきましょう!!
さて、当店も定番となっています黒いお車限定の
鈑金塗装後の仕上げ磨き。
この仕上げ磨きもさまざまで、問題なく通常の研磨で終わる場合と、
簡単には、終わらない重度の場合とあります。
では、なぜこんなにも違いが出るのかと言いますと、
基本的に塗装後は肌調整のために磨きが必要ですが、
塗装のうまさや、環境によって仕上がりが大きく変わります。
例えば、しっかりとしたブースなどがあり塗装も上手ければ
仕上げの肌調整の研磨も無理なく出来ますが、
ブースもなく塗装も上手くなければ、たくさんのごみかみによって、
物取りも大量にやったり、塗装波が荒ければ再度、ペーパーで研ぐケースもあります。
後者の例でいくと磨きでペーパー目を消そうとひたすら頑張った結果、
たくさんのバフ目をいれてしまい、塗装したばかりなのに
くすんだボディになってしまいます。
さらに、磨くときに使うバフですがキズが入ってもおかしくないほどの
汚いバフで磨くためよけいに深い傷をいれてしまうケースも多々あります。
話が長くなりましたが、ここからが本題です。
まずは、前者の例。
ホンダ NBOX
事故により保険での対応です。
昨年、新車購入と同時にコーティングを施工させていただきましたので、
修理個所全てのコーティング部分施工です。
塗装は、昔からお付き合いのある信頼おける提携先で実施しました。
塗装の仕上がりも良く、ほとんど違和感ありません。
しかし、バフ目が若干あります。この程度であれば通常の2工程研磨で
バッチリ消せます。
特殊研磨だから、2工程ですが昔なら最低、3工程は必要でした。
研磨後
研磨後、再コーティングして
無事に予定通り、お引き渡し完了です。
これが、前者の良い例です。
続いて、後者の例です。
トヨタ プリウス
自動車販売業者様からのご依頼で、
全体的に塗装されたとのことですが、キズが酷くボディがくすんで
いるからどうにかしてほしいとのことです。
確認してみると、、、↓
ツメにかかるほどの酷い傷が全体に入っていました((+_+))
完全修復は出来ない旨をご説明し、ご予算内での対応となりました。
ピラーは特に塗装があまりのってないので無理せず2工程で仕上げ
残ったキズはあきらめます。最悪な事態を考えると仕方ありません((+_+))
なんとか全体的に本来の状態が復活しました。
これでも、ところどころキズが残っていますが、凝視しなければ
目立たないレベルかと思います。
さて、これが後者の例ですが、推測結果は、
1、ブース無
2、塗装がうまくない
3、パーツ脱着なしでの塗装で仕上がり悪い
4、コンパウンドのかたまりだらけの汚いバフ使用
5、ブツ取りだらけでペーパー目多し
このような仕上がりのお車は非常に仕上げ磨きに体力を使います。
これで、皆さんもうお分かりかと思いますが、
私たちの様な磨き専門でやっているお店選びも重要ですが、
鈑金塗装専門店を選ぶ時も非常に重要だということです。
以上を参考にしていただければ幸いです。
それでは。。。
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